文系就職は有利?理系出身の私が就活を振り返る【体験記】

 
こんにちは。
 
 
本記事では、これから文系就職しようとしている理系学生向けに、
理学部出身の筆者が、金融機関へ文系就職した正直な感想をお伝えします。
 
 
理系でも専門を捨て文系就職をする人が増えてきている昨今、
 

  • 理系就職をしなくて良かったのか?
  • 院に行かず文系就職をして後悔はなかったか?
  • 理系から金融機関という選択が正しかったのか?

 
そして、
 

  • 文系就職を進める上で、もっとこうすればよかったという点
  • 自己分析での反省について

 
などの反省点・改善点などを、これを読んでいる皆さんが悔いなく就活を終えられるよう、お伝えしていきたいと思います。
 
 

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文系就職を終えて3年働いた私の感想

働いているイメージ
 
先に結論、というか私の就活の結果からお伝えします。
 

就活の結果

  • 1.結果的にホワイト企業に行けた。(しかし……)
  • 2.内定を取れたのは、理系出身であることを活かせたことも要因の一つ
  • 3.最大の壁はやはり自己分析だった
  •  
    色々と心が折れそうになったり、うまくいかないことも多かったです。
    理系学生だった私が文系就職をし、外資系金融機関に3年勤めた私が、素直にどう感じているかをお伝えします。
     
     

    文系就職で得たもの

     
    まず、文系就職により得られたもの、失ったものはこちらです。
     

    得られたもの

    • PCスキル
    • コミュニケーション能力
    • ビジネスマナー
    • プロジェクトマネジメント能力
    • プレゼン能力
    • 折衝能力 等

     

    失ったもの

    • 理系的な知識(専門知識)
    • 数理的思考

     
    時間が経つにつれて、当然大学で学んだ専門知識は薄れていきます。
     
     
    一方、ビジネスの場では基本的にPC業務がメインであったり、電話やメールで関係者と連絡をとることが多いため、上記のスキルは上達します。
    抜粋して詳しくお伝えします。
     
     

    PCスキル(特にExcel)

     
    一般的に、社会人が仕事をする上で最も使うソフトはExcelです。私はExcelはほぼ初心者だったのですが、まずは関数などを実践を通じて学びました。慣れてきたころにマクロ(Excel VBA)の存在を知り、理系出身で在学中のプログラミングの経験(死ぬほど苦手でしたが)があったので、それを活かしある程度マスターしました。(マクロは、エクセルの作業を自動化してくれます)
    理系的な作業というのは通常業務にはほぼないので、マクロでプログラミングを組むのは非常に楽しかったうえ、自動化による業務効率化にもなり上司からの評価も得られました。
     
     

    コミュニケーションスキル

     
    理系就職をしても必要かつ身についていくものかとは思いますが、会社の仕事というのは基本的に分業であり、チームで仕事を進めるため「誰がいつどこまでやるか」などの情報を、連携を取りながら進める必要があります。私はコミュニケーションに関しては入社前からそこまで不安があった方ではないのですが、会社ならではの情報伝達のやり方を学べたり人に伝わるようわかりやすく説明できるようになったのは確かです。
     
     

    プロジェクトマネジメント

     
    仕事では目的や納期がつきもので、またアウトプットがある程度決まっており、それに向けて仕事を進めていきます。また会社の仕事は一人で行うものではないので、一緒にプロジェクトを進める部内外のメンバーと、認識相違の無いようにしていかなくてはなりません。人を「動かす」というと響きが良くないですが、人に依頼をしたり、進捗を管理して指示を出したりなど、リーダーシップのようなものが身に付きます。どこかの研究所や企業の専門職に行っていたら、あまり経験できないものでしょう。
     
     
    上記のスキルが身についたことは、ある程度自信にはなりますし、他の会社や他の部署でもある程度活かせるものだと感じています。
    (営業の場合は、さらに営業力、トークスキルなどでしょうか)
     
     
    文系就職をしていなかったら全く身についていないスキルか、と問われればもちろんそうではありませんが、しかし総合職(専門的な仕事ではないいわゆる”ビジネスマン”)だから経験できるメジャーなところだと思います。
     
     

    理系就職や院進をしなくて良かったのか?

     
    これに関しては結局経験していないので比較ができず何ともいえないのですが、「理系としてのキャリアを歩んでいたらな…」と思うところはやはりあります。ただし、その道の専門家として十分にやっていけるだけの気力と能力があったかどうかは疑問ですし、一度ビジネスマンとして社会を経験したことは、結果論ですが間違っていなかったと思います。
     
     

    理系から金融機関という選択が正しかったのか?

     
    これに関しては、正しかったと胸を張って言えない自分がいます。
     
     
    就活に関して言えば、理系から金融機関への就職は、わりとニーズがあり比較的楽であると感じました。
    ※金融への就職に興味のある方は、こちらの記事をご覧ください。
     

     
    上記の通り、文系就職により身についたことも多かったのは確かです。
    ただ、金融機関じゃなくてもよかったなというのが正直な感想です。
     
     

    金融でなくてもよかった理由

     
    どんな業界でも、商売である以上何かを売っていますよね。
     
     
    金融が売っているのは、金融商品です。
    よって会社が管理するのは、金融商品に関する諸々です。
    つまり、ほとんどの部署は「お金の動き」を追いかけるわけです。
     
     
    私は理系でしたので、学生時代に「なんとなく向いてそう」と思い金融商品を扱う業界に飛び込みましたが、入社してしばらくして違和感を覚えます。
    それは、自分が興味があるのは「お金の動き」よりも「人の動き」なんじゃないかと思いはじめたからです。
    特に、私が配属されたのは会計系の仕事が多い特殊な部署であったことも、そう感じる要因の一つになっていたと思います。
     
     

    就活時に気づけなかったのか?

     
    やはり自己分析が甘かったと思っています。
    というよりも、自己分析はある程度出来ていたのですが、入社後のイメージがしっかりできていなかったんだと思います。
     
     
    皆さんにはこのような入社後のミスマッチが無いよう、また転職活動をしなくてもいいよう、自己分析や企業選びでは深掘りに深掘りを重ねてください。
    自己分析については記事後半で改めて触れます。
     
     

    文系就職で有利だったこと・得したことは?

     
    就活中でいえば、理系だから珍しがられたり、理系的な思考力を評価されたことは何回かありました。
    それが選考通過に結びついたかを知る由はありませんが、採用担当に覚えられたり、印象付けるには有効だったと思います。
     
     
    結果的に私はホワイト企業に就職できたので、結果的には理系というのが有利に働いたのかもしれません。
     
     
    また会社に入ってからは、本社のファイナンス部門配属になったのですが、先輩社員を見ると理系で私と同じような経歴だったので、実際はどうか不明ですが多かれ少なかれ「理系だったから本社で働けてる」というところがあります。
     
     

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    理系から文系就職をした反省点と回避策

    就活対策に本を読むイメージ
     
    上記の通り、文系就職をした私の振り返りをまとめると、
     

    • 文系就職ならではのスキルが身についたことは事実
    • 業界選びに関しては、より深い自己分析・入社後のイメージが必要だった
    • 文系市場において、理系という肩書きはある程度有利に働く

     
    といったところです。
     
     
    では、文系就職を進める上で、もっとこうすればよかったという点をお伝えします。
     
     

    自己分析が甘かった

     
    就活をしてしばらく経ってから、面接でつまづき始め、そこで自己分析が甘いことに気づかされるものです。
     
     
    私も、自分なりの自己分析を行ったうえで面接に臨んだのに、考えたこともなかった質問で不意打ちを食らった経験が何度もあります。
     
     
    ただ、やろうと思ってもなかなか出来ないのもよくわかります。
    色々と考え方はあると思いますが、私は結局のところ
     
     
    「自分のやりたいことがなにか」
     
     
    がわかりさえすればいいと考えています。これがわかれば、他のことも全て説明できるからです。
    多くの人は、やりたくないことや、よくわかっていないことを「やりたいです」と言ってESを書いたり面接に臨んでしまい、
    面接官に突っ込まれて変な感じになるわけです。

     
     
    これに対する解決策は2つです。
    (私はここで踏ん張り自己分析を頑張ったので、内定獲得に大きく近づけました)
     
     

    1.自力で解決する

     
    自力で解決したい場合に使用するのは、やはりです。
    世の中には怪しい自己分析本がたくさん出回っているので、これさえ読めばOKという2冊をご紹介します。
     
    『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』
     
     
    『あなたが「一番輝く」仕事を見つける 最強の自己分析』
     
     

    2.プロに相談する

     
    私は3社の就職エージェントに相談していました。
     
     
    医師でいうセカンドオピニオン的な感じで、考えが偏らないよう色々なエージェントと話をしました。
     
     
    これはかなり良かったと思っており、私はエージェントとの面談前は選考対策お手上げという状態だったのですが、そんな状態から面接でスラスラ喋れるくらいにはなりました。
     
     
    私の学生時代にはエージェントサービスはそこまで認知されておりませんでしたが、今は優秀なエージェント会社がたくさんいるので、使えるだけ使うのが良いでしょう。
     
     
    エージェントサービスのメインは求人の紹介ですが、その前段階にエージェントとの面談があり、そこで自己分析や志望業界など深く聞かれます。
    また選考に進めば対策も行ってくれるので、求人を紹介してもらいつつ、自己分析や選考対策をみてもらえる、といったイメージです。
     
     
    おすすめのエージェントについては正直どこでもいいとは思いますが、以下のエージェントであればハズレは無いでしょう。
     

    • キャリアチケット
    • 紹介企業数1,000以上の実力派エージェント。無料で求人紹介だけでなく、自己分析からES/面接対策まで何度でも行ってくれるサポートの手厚さで、多くの就活生から人気を博してる

    • JobSpring
    • 就職後の活躍まで考える面倒見の良さ。内定率の高さ、早期離職率も低さも売りで、利用者の満足度も高い。

    • リクナビ就職エージェント
    • 最大手の強みを生かし、幅広いニーズに対応。上記2社に比べるとサポートの手厚さは無いが、ジャンルを問わず求人数が多い。

     
    ※どれもすぐに退会可能です。
     
    また、キャリアチケットについて利用を迷われている方は、こちらの記事でも詳しく解説しております。
     

     

     

    関心のある業界以外もチェックすべきだった

     
    就活を終えてわかったことですが、直感的に自分が興味のありそうな業界は、必ずしも自分が将来やりたいことではありません。
     
     
    自分の趣味に近かったり、昔良い話を聞いたことがあるというだけで、それ以外の業界を軽視すると、後から「そんなに自分に合いそうな業界が他にあったのか!」と後悔に繋がります。
     
     
    業界をチェックする際は、そこにある企業がどんなことをしているかだけでなく、実際の業務にどんな仕事があるのかを、出来る限り理解できる範囲でいいので調べてみてください。また、Twitterなどで就活アカウントを作って、全国の就活仲間と情報交換したりするのもありです。
     
     
    以下は私のアカウントです。
     
    » Yoshi@外資金融&文系就職(@joblife1) | Twitter


     
     

    文系就活での振り返り・後悔まとめ

    金融就職のイメージ
     
    理系学生だった私が、文系就職をした感想、結果のまとめです。
     

    • 1.結果的にホワイト企業に行けたが、もっといろいろな企業を見るべきだった。
    • 2.ホワイト企業に行けた理由は、理系出身であることが有利に働いたかもしれない。
    • 3.自己分析を頑張ったことが内定獲得に大きく近づいた。

     
     

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    この記事を書いた人
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    Yoshiro K

     

    • 経歴:早稲田大学卒業
    • 活動:就活アドバイザー・プログラマー
    • 自分が学んだ経験、また後悔を、次世代に伝えます。
      就活に役立つ情報や悩みを解消できる記事を書いておりますので、
      是非他の記事もご覧ください。
      どこにもない参考書