【就活】モチベーショングラフを作るときの注意点と解決方法

 
こんにちは。
 
 
本記事では、就活の自己分析で作成するモチベーショングラフについて、
 
 
「モチベーショングラフを信用しすぎるのは危険」
 
 
というテーマでお伝えします。
 
 
就活の自己分析で困っている、
 

  • モチベーショングラフを作ってみたが、どう就活に生かしていいかわからない
  • モチベーショングラフって意味があるのかわからない

 
そんな方向けに、僭越ながらアドバイスをさせてください。
 
 
私自身、就活をしていた時に何種類かモチベーショングラフを作成しましたが、
ただ作成するだけではどうしていいものは分かりませんでした。
 
 
自分の喜びや動機を知る上で重要、自己分析に便利と言われていますが、
モチベーショングラフにも一長一短があります。
 
 
使い方次第、自分の認識次第では、自分の就活を進めづらくなる要因にもなりえます。
自分の状況を想像しながら、読んでいただければ幸いです。
 
 
モチベーショングラフのメリットやデメリットをお伝えした上で、実際に社会人になって数年の私が感じた「モチベーショングラフで見る自分」と「実際に自分」のギャップなどもお伝えします。
 
 

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モチベーショングラフの目的・意味

 
そもそも、モチベーショングラフは何のために作成するのでしょうか。
 
 
その前に、そもそもモチベーションとは何なのか、何を指しているのでしょうか。
 
 

そもそもモチベーションとは

 
辞書によると、
 

モチベーション【motivation】

①動機を与えること。動機づけ。誘因。
②物事を行う意欲。やる気。「―を高める」

 引用元:広辞苑

 
つまりところ意訳すると、「目標達成のために行動を起こす心」のことです。
 
 
単純な例ですと、大学受験です。
 
 

  • 目標:志望校に合格する
  • 行動:合格するために努力すること

 
「志望校合格のために何が何でも頑張ろう」これがモチベーションです。
 
 

モチベーショングラフを作成する目的

 
では、モチベーショングラフは何のために作成するのでしょうか。
 
 
グラフの作成では、横軸に時間軸、縦軸にモチベーションの増減を書き、
 

  • どんな時期にどのようなイベントが発生したから、モチベーションが上がった
  • こんな苦境があったために、モチベーションが下がった

 
そんな風に書いていくのが一般的です。
 
 
グラフを見ると、
 
 
モチベーション、つまり「目標達成のために行動を起こす心」の増減理由がわかります。
 
 
つまり、自分の「心の状態変化」がわかります。
 
 
「心の変化」がわかると何が良いかというと、「人生における自分にとって何が大事か」がわかり、
 
 
「人生における大切なもの」がわかると、「人生の岐路における判断軸」がわかる
 
 
大まかにいうとこのような論理ですね。
 
 
だから、人生で最も大きな選択の一つである就活に活かせるということで、
「書くべきだ」と多くの就活関係者が唱えています。
 
 

モチベーショングラフを作成するタイミング

 
モチベーショングラフは、自己分析の途中で書く/書かされることが多いです。
 
 
ちなみに私は事前にその作業をしていなかったため、就活初期では全くもって自己アピールを伝えられませんでした。そしてあるメガベンチャー企業の選考途中では、見かねた採用担当者にその場で書かされました(笑)
 
 
そんなモチベーショングラフでは、メリットだけでなくデメリットもあります。
 
 
過去の判断軸がわかるのはいいのですが、それを信じすぎると誤った判断に繋がりかねません。
 
 

モチベーショングラフの注意点

 
大変便利なモチベーショングラフですが、いくつか注意点があります。
 
 

1.100%の本音かどうかわからない

 
あくまで自分のためなので、基本的には自分の視点、主観で書くものです。
 
 
ただ、自分で自分をどれだけ客観的に理解しているか、という問題があります。
 
 
というのも、自分が思う以上に100%の本音は出てこないからです。
 
 
過去の自分がどう思ったか?と思い出しながら書くのですが、あくまで考えているのは現在の自分です。過去の嫌なことや認めたくないことに目を瞑って、都合のいいように思い出すのが人間の性です。
 
 
特に、セミナーや企業インターン、選考等では、就活セミナーの担当者や企業の社員の目があるので、トラウマ級の悔しい思いやコンプレックスなどは、なかなか文字に起こすことがためらわれると思います。
 
 
もちろん、精神的な防衛本能が働いている、自然な反応なので責めないでください。
 
 

解決方法(1)

 
この場合は、以下のルールを守ってみると避けられると思います。
 

  1. モチベーショングラフの作成は一人で行う
  2. 一度書いたら一晩おいて、次の日にもう一度読んでみる

 
特に2の一晩おくというのは、履歴書やESでもかなり使えますが、
一晩、もしくは数日置いてから自分の書いた文章を見ると、多かれ少なかれ違和感を覚える個所がでてくると思います。
 
 
自分の精神状態によって、書ける文章というのは異なってくるので、一日でやろうとせず、数日間に分けて作成してみてください。
 
 

2.本音vs建前

 
「本音と建前の境目がわからない」という方が多いかと思います。
 
 
就活における永遠の課題の一つに、
 
 
「本音」VS「建前」
 
 
という対立があります。
 
 
自己分析、振り返りをやればやるほど、綺麗な本音などほぼ存在しないことに気付きます。
 
 
心の奥底にある「欲望」や「コンプレックス」は、人を突き動かす大きな力になりえるものの、
それらは「社会のルール」や「常識」、「経済的な限界」、「家庭環境」など、複雑な要素にぶつかりながら存在しています。
 
 
人は誰しも醜い一面を持っているものだと私は思っていますが、それをどこまで外に出すかは、その人の品格みたいなものだとも思っています。
 
 
就活はあくまでビジネスなので、ある程度の品格は保ちつつ、自分の叶えたい思いを伝えるのが定石です。
 
 

解決方法(2)

 
モチベーショングラフは最終的にはESや面接に活かされるわけですが、
 
 「これは絶対に面接官には言えない」

 「ここはあまり人に言うべき本音ではないけど、面接官相手ならあえて伝えたい」
 
そんな話があると思います。
 
 
モチベーショングラフ、自己分析では、まずは本音を書きだした後、使える本音と使えない本音を切り分けましょう。
また、使えない本音の中でも、建前で置き換えられるところは置き換えてみましょう。
 

際どい本音を活用/置き換える例

 
例えば、お金稼ぎが好きな人が、時給が良いという理由で続けていたキャッチのバイトについて語る際、
受けている企業がフルコミッションのガツガツ稼げる不動産営業の会社なら、
自分がいかにお金稼ぎが好きで、どんな工夫をしてきたかなどをネタにするのは有効です。
 
 
反対に、ガツガツ稼ぐような会社を受けない人なら、面接官に「とにかくお金が好き」というのは当然厳禁ですよね。そのような人にとっては、「お金が好き」という本音は採用すべきではなく、切り捨てるか、「お金以外にやりがいを感じていた点」に置き換える必要があります。
 
 
例えば、「自分のトーク次第でお客様をお店に誘導できる点にやりがいを感じていた」「〇〇という努力したことで、成果が出たのがうれしかった」などです。「お客を捕まえられるだけお金が稼げて楽しかった」よりもよっぽどいですよね。
 
 
これは少し明らかすぎる状況ですが、個人個人で違う状況において、モチベーショングラフで採用すべき本音、動機と、採用すべきでないものがあります。モチベーショングラフに書いたものを何でもかんでも就活に活かそうとすると、本音と建前で葛藤してしまいます。
モチベーショングラフの作成が一通り終わったら、上記のように伝えるべき本音とそうでない本音を、言語化して分けてみましょう。
 
 

3.価値観の変化

 
私がモチベーショングラフにおいて最も危険な要因であると思う点です。
 
 
過去に遡って自分の感情、心、価値観などを振り返りそれを就活に活かすわけですが、
その心や価値観というのも年を取るごとに成長しているはずです。
 
 
私自身、モチベーショングラフを作成していて一番疑問に思ったことがこの点で、
果たして中学時代の受験勉強や、高校時代の部活をやっていた頃の自分を思い出したところで、
それは働く上で関係があるのでしょうか?
 
 
数年後に社会に出て働き始めるのは、何も知らない小中校生の自分ではありません。
 
 
15歳の時のモチベーションと、22歳のモチベーションが同じであるとはなかなか思えません。少しは共通項があると思いますが、無視できる程度でしょう。
 
 

解決方法(3)

 
生まれてから高校の進路選択あたりまでの昔話は、参考程度にするのがいいと私は考えています。
 
 
深堀すべきは大学生活や、最近のモチベーションの変化です。
 
 

番外編:ジョハリの窓「他人が知る自分」を知る

ジョハリの窓のイメージ
 
上記の作業を一通りしてからも、何か釈然としない場合があります。
 
 
そういう時は、まだ自分でも認識できていない面があるのかもしれません。
 
 
自分の認識していない点を認識するためには、ジョハリの窓という就活ではよく使われる心理学的な考え方を利用します。
 
 
ジョハリの窓によると、「自己」は4つの側面に切り分けられると言います。
 

  1. 自分も他人も知っている自分の性質(解放)
  2. 自分は気付いていないが他人は知っている性質(盲点)
  3. 他人は知らないが自分は知っている性質(秘密)
  4. 自分も他人も知らない性質(未知)

 
①解放と③秘密については自覚している自分ですが、②盲点については他人に指摘されない限り知りえませんし、④未知については現時点では誰も知らない未知の自分です。
 
 
自分ではわからない②④について、④未知を知っていくには時間がかかりますが、②盲点については身近な人に他己分析をしてもらうことで知ることができます。
 

1.家族に見てもらう

2.親しい友人に見てもらう

3.就活のプロに見てもらう

 
おすすめは1と3です。
 
 
3では就職エージェントなど、無料で相談できる就活支援業者のコンサルタントに相談するのも良いかと思います。
 

 
 

まとめ

 

  • モチベーショングラフ作成目的は、「人生の岐路における判断軸」を知るため
  • 幼少期~高校の進路選択までは、あくまで参考程度にすべき
  • グラフ作成は一旦一人でやってみて、納得いかなければ他者の目を入れるべき

 
最後までお読みいただきありがとうございました。
 

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この記事を書いた人
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Yoshiro K

 

  • 経歴:早稲田大学卒業
  • 活動:就活アドバイザー・プログラマー
  • 自分が学んだ経験、また後悔を、次世代に伝えます。
    就活に役立つ情報や悩みを解消できる記事を書いておりますので、
    是非他の記事もご覧ください。
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