【概要】経理の仕事内容とこれから勉強すべきこと

※想定している読者はこんな人

  • 現在経理にいる人
  • これから経理職に就く、異動する人
  • 経理職に興味のある人(どんな感じか知りたい人)

こんにちは、Yoshiroです。
今回は現役の経理としてで働いている僕が、経理の仕事内容や、必要とされるスキル、キャリアプランについて、20代の目線で解説していきます。

昔経理で働いていた方も、「2019年現在の経理はこんな感じなのか、ふーん」という風にご覧いただければ幸いです。

Ads

経理の仕事内容

経理の仕事のイメージ画像1

まずは経理職の仕事内容についてお伝えしたいのですが、
「経理」と言って何を指すかは会社によってまちまちです。

経理の定義

会社によって「経理」がカバーする範囲は異なります。会社によっては、

  • 人事(採用、人材育成)
  • 労務(給与計算、納税、年末調整等)
  • 総務(備品管理、庶務、イベント企画等)

などとセットになっていたり、その一部を担っていたり、包含されていたします。
ここでは最低限、

  • 出納管理業務
  • 決算業務

のいずれかがあるものを「経理」と呼ぶことにします。

経理の仕事内容

出納管理業務

会社では、日々色んなお金が出入りしています。
得意先への経費支払いや、社員への給与支払い、国や市区町村への納税などです。
「なんだ支払ったり入金の確認をしたりするだけか」
と思うかもしれませんが、例えばどこかに支払いを1件行うのでも、
普段僕たちがコンビニでお茶を買うのとは訳が違います。

 

個人 会社
1.お金 自分のお金 会社のお金
2.意思決定 自由 社内の支払依頼を受けてから
3.支払方法 財布から現金orカード 件数・金額・振込先情報などを複数人でチェック

 
上記は一例に過ぎませんが、一つずつ見ていきます。

1.お金

当然ですが、会社のお金は自由に動かせるものではありません。
というのも、お金の動き=帳簿の動きになってしまうためです。
例えば、口座を2つもっていたとして、口座間でお金を移動したとしますよね。
それも帳簿に記帳しなくてはなりません。

2.意思決定

例えばですが、私たちがお茶を買うときは「のどが渇いたとき」とか「飲みたいと思ったとき」ですよね。
会社では「欲しいなあ」と思っても、すぐに支払えません。
 
会社が使えるお金というのは、今年はこの用途ではいくらまで、と決まっています。
予算と呼ばれるものですね。
 
これは財務部等が管理しているのですが、社内の各部門は割り振られた予算の中で、支払いが適正かどうか部内で検討し、
部門長の承認をもって経理部に「ここにいくら支払ってくれ」と言ってきます。
 
逆に経理部は、誰かから「払ってくれ」と言われない限りお金を動かせません。
「内部統制」とはまさにこういうことですね。
 
お金を自由に動かせる権限を持つ経理部は、自らの意思で支払いを起こすことはできないのです。

3.支払方法

私たちがお茶を買うとき、一人で売り場へ行き、一人でお茶を選び、一人で支払いをしますよね。
 
会社でそれを許すと、経理は不正し放題の環境になってしまいます。
 
例えば、「150円のお茶を買ってくれ」と依頼されたにも関わらず、レジには100円の水を持って行って、50円をポケットに入れることができてしまうからです。
 
そのため経理では、実際行おうとしている支払いの日付や金額、支払い先が、
依頼部門からの依頼と合致しているかを、複数人で検証します。
 
逆に、依頼部門の社員が不正に支払いを偽装し、例えば自分の口座に振り込むように仕向けても(大抵そんなことはできませんが)
できない仕組みです。そういった不正を食い止める関所のような役割も担っています。
 
また、送金金額や日付を間違えてしまえば、得意先の信用を失ってしまったりもしますよね。
このように、会社が外にお金を出すときは、ガチガチのルールのもと行います。
 
経費支払のとりまとめ部署がほかにある場合は別ですが、そうでない場合、経理はその支払いがきちんと請求書を元にしているか確認する作業もしなければなりません。
 
また、動かしたお金の動きは、帳簿へ反映させるため伝票を作ったりします。

 

決算業務

会社は、現金の入出金だけでなく、資産や負債に関して決算報告書を作成する必要があります。
 
出納業務で発生したお金の動きは、帳簿と呼ばれる会社の家計簿のようなものに書き込まれていきます。
 
書き込む際、お金の動きが何のお金なのか、勘定科目という名前を付けるのですが、
月末や年度末には、家計簿の整理としてどれだけその勘定科目でお金が動いたか、お金が残っているかを確認する必要があります。
 
それが決算です。
 
多くの会社では、PCに会計ソフトを導入しており、まとまった会計データを帳簿上から取得することができますが、
実際の取引では必ずしも帳簿通りの動きをするとは限りません。
 
経理の仕事は、期末に帳簿をまとめるだけでなく、実際の動きと帳簿の動きの差異を把握し、必要であれば伝票等を投入し補正することです。
この仕事があるため、月末月初は忙しい、ということが発生します。
(小さな会社では、帳簿は紙媒体かもしれません)
決算について、詳しくは簿記を勉強してみてください。
 

近年の経理とこれから

経理の仕事のイメージ画像2
 
私の感覚では、ロボティックスやIoTなどが普及していくにつれ、経理業務も便利になっていくとは思いますが、経理特有の手作業は最低限残ると思います。
というのも、経理システムというのは社内でも厳重に作られていて、大きい会社であればあるほど、時間的にも、予算的にも、そう簡単に変えられないからです。

 
そんな中変わってきているのは金融機関の対応です。
これまでは銀行非営業日の土日祝はお金の移動は基本的に無かったものが、
全国銀行資金決済ネットワーク(全銀ネット)の「モアタイムシステム」、
いわゆる「24時間振り込み」が始まり、多くの銀行が対応を始めています。
これにより、土日祝での仕訳が発生したり、場合によってはシステム的な対応が必要であったり、月末が土日でもぎりぎりまで口座のお金が動いてしまうので、
決算の都合が少し変わってくる場合もあるかもしれません。
 
このように、金融機関といえばお堅い、お役所なイメージだったが、近年のサービスの進化により、むしろ利用する会社側がついていけなくなっている、と感じます。
 
また、近年顕著なのがインターネットバンキング化です。
企業としても使いやすいものが増えており、専用の資金移動のソフトを使うよりも簡単に作業ができるようになっています。今では個人利用も盛んですよね。
 
加えて、近年流行している~ペイへの対応もあります。
私もPaypayのキャンペーンに乗じて始めましたが、とても便利ですよね。
 
今後キャッシュレス決済がどれだけ日本で定着するかわかりませんが、世の中の企業がこぞって取り入れようとしているQRコード決済ポイント決済により、
経理部門が影響を受けることは間違いないと思います。
 
具体的には、決済方法の多様化により、出納業務では新しいキャッシュフローを考えたり、決算業務では新しいサービスをどのように帳簿に記述するか
会社によって様々な議論に発展するでしょう。
 
そして、今後はそのような通常業務(出納業務、決算業務)だけでなく、そのような新しい決済方法やサービスを、IT部門等と一緒になって社内に導入する仕事の方が増えていくと思います。
サービスの多様化に伴い、会社の事業によって親和性のあるもの、ないものがあると思いますので、普段経理を行っている現場の声は必要になると思います。
 

経理で活かされる資格・スキル

経理のスキルのイメージ画像
 
現在、そして今後の経理で生かされる資格・スキルについてです。
詳しくは別の記事でご紹介しますが、いまのところはこんな感じです。

  • Excel、マクロ(ExcelVBA)
  • 簿記

こちらに関しては別の記事で詳しく紹介いたします。
 
また、経理からのステップアップでしたら、資格を取ったり英語力を向上させて転職もありです。
あまり知られていませんが、経理はわりとつぶしが効くので転職で有利です。
 

キャリアファースト

管理部門で成長できている気がしない人、AIに食われると心配している人。転職をして、見える景色を変えましょう。有料転職サイ…

 
また資格取得では、
 

もおすすめです。
なお別の記事で、留学なしでTOEIC900点を超える方法もご覧いただけたら嬉しいです。

 
 
ご覧いただきありがとうございました。

 

この記事を書いた人
myportfolio
Yoshiro K

 

  • 経歴:早稲田大学卒業
  • 活動:就活アドバイザー・プログラマー
  • 自分が学んだ経験、また後悔を、次世代に伝えます。
    就活に役立つ情報や悩みを解消できる記事を書いておりますので、
    是非他の記事もご覧ください。
    どこにもない参考書