理系出身の僕がTOEIC900点台を取った勉強方法【留学なし】

こんにちは、Yoshiroです。
 
社会人になると色々と必要とされるTOEICスコアについて、
およそ1年半で500点台→900点を留学なしで達成した僕の勉強方法を、
スコアの推移を追って段階的にお伝えします。
 

※この記事で紹介するのは、TOEICスコアの伸ばし方です。Writing、Speakingに関しては、TOEICだけでは伸ばせません。

 

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TOEIC900点に留学経験は必要ない

まずは、僕の自己紹介です。

  • 仕事     :経理
  • 大学     :理系(英語のクラスはほぼ内容0)
  • 留学経験   :なし
  • TOEICスコア :500点台→720点(開始から3か月後)→810点(9か月後)→875点(12か月後)→910点(18か月後)

 

僕は英文学科でずっと英語の勉強をしていたわけでもなく、英語圏に留学をしていたわけでもありませんが、
TOEICスコアは900点を超えており、日常会話であれば英語が話せます。
外国人の友達がいたわけでもありません。
地道な努力と少しの工夫で、私程度のレベルは到達可能であることをお伝えしたく、
その過程について公開します。少しでも参考にしていただければ幸いです。
 
なおこの記事では、今現在のスコアが500点台以上であることを前提としています。
(私もかつてそうだったからです)

それよりも低い人は、まずは500点台に乗せることを目標にしてください。
 
1年半という期間の中では、僕が大学生だった時期もあれば、社会人になってからの時期もあります。
「社会人だと時間がない!」
というのもよくわかります。
ですが、大学時代は授業+週4でアルバイト、社会人になってからは平日フルタイムで仕事をしており、
スキマ時間の有無はあまり変わらないと思っております。
(確かに社会人になってからのほうが、慢性的な精神的疲労はありますが笑)
ですので、学生の方でも社会人の方でも、実践可能です。
 
また、僕はずっとTOEICの勉強をしていたわけではないので、
より集中的に勉強すれば、もっと短い期間での達成が可能だと思います。
 
例えば社会人であれば、始業前に早起きして30分勉強したり。通勤途中や、お昼休み、終業後にも時間はあります。
モチベーションの保ち方については別の記事でご紹介しようと思います。

500点台からの英語勉強法


560点だった時から900点越えまでの道のりを、段階的に紹介していきます。
まずは500点台から。
 

560→720

Reading

最初からある程度の基礎があれば、模試を繰り返し説き、テスト形式に慣れることで600点後半~700点台には乗ります。
土台となる基礎がなければ苦しいでしょう。何度やっても600点を超えられない人は、基礎文法が身についていないと思われます。
高校でやった文法の参考書を一通りやり直すことが必要でしょう。
逆に、高校英語の基本的な内容が抑えられていれば、600点は超えます。
※600点はちょうど高校卒業レベルであると言われているためです。

Listening

文法が最低限わかっていないと、Listeningも雰囲気で聞くことになってしまいます。
ネイティブスピーカーでなければ、幼児のように自然に英語を身に着けることは厳しいです。
(外国語として学ぶには、やはり最低限のルールを知っておく必要があります。)
最初に文法を理解して、言っていることを理解して、それから直感的に理解する段階へシフトしましょう。

一度理解した表現は自然と覚えるので、考えなくても英語のまま理解できるようになります。
例えば、ベタな表現で、

“I have an apple”

というのがありますよね。これを耳にしたとき、
「”I”=「私」、”have”=「~を持っている」、”an”は「1つの」で、・・・」
ってやらないですよね。
何度も聞き慣れている表現なので、「私はりんごを持っています」という意味で、文法や語彙について考えずに理解できると思います。
これは、

“I have XXX”

というイディオム(言い回し)と、

“an apple”

という単語を知っているからできることで、例えば

“I have a car”

と目的語が変わっても、「PCを所有している様子」を瞬時に想像できますよね。

非常に当たり前のようですが、英語学習はこれの繰り返しです。
特にリスニングでは、どれだけ瞬間理解してくれる英語表現があるかが重要であり、
当然スピーキングでも非常に役立ちます。

720→810

Reading

720点に到達したときは、苦手な個所がわかってくる頃です。
過去問や模試を通して、正答率の低いところ、もしくは解くのに時間がかかるところを徹底的に勉強します。
この段階ではまだ語彙力よりも文法の弱いところを意識したほうが、今後の伸びに繋がります。
(語彙も大事ですが、語彙だけでなんとなく理解できたつもりでいると、応用が利かないためです。)
『金のフレーズ』に出てくるような頻出単語は覚えつつ、そうでない単語は「ふーん」程度でいいでしょう。

Listening

リーディングは短期間ですぐに伸ばせますが、リスニングは必ずしもそうではありません。
「参考書のCDの聴き取れない個所を何度もリピート、音読するという苦行」
は確かにかなり有効ですが、つまらないので続きません。
私は苦行をやらなかったわけではないですが、それよりも海外ドラマを字幕で見ながら英語に慣れていきました。
オススメは、『フレンズ』や『ビッグバンセオリー』などのシットコム(シチュエーションコメディ)です。
もちろん、ぼーっと見ていてはだめですよ。
ネイティブ特有の短縮や、子音の消滅などといった現象を、発音を真似ることで耳に覚えさせたり(基本的に、発音できれば聴き取れますよね)
一度理解できたところは字幕を読まずに聞いてみたりします。
時間がある人は、上記の”苦行”に加え、ディクテーションもおすすめです。
シットコムはスクリプトがネット上にたくさん載っているので、huluやNetflixで再生を都度止めつつ、セリフを書き下すのも効果的です。

810→875

Reading

800を超えると、文法はおおよそ出来ているので、学校では習わなかったイディオムを勉強すると点数が伸びるでしょう。
大学受験で出てくるような文章って、変に学術的だったり、評論文のような感じで、TOEICに出てくるような日常的な表現やビジネスで使用する表現ってあまり出てこなかったりします。
これ800点越えに限った話ではありませんが、知らなかったイディオムを集めた単語帳を作るのもいいと思います。
(意外と大人になるとやりませんよね)

Listening

リスニングは、引き続き海外ドラマを見ましょう。
私はこれまで50作品くらい見てきましたが、字幕にして英語を聞き取ろうという意思を持っているだけで、理解できる表現が最初のころに比べて格段に増えたと思います。
またTOEICではアメリカ英語だけでなく、オーストラリア英語、イギリス英語が度々登場します。
市販の模試教材のCDにも大抵入っていますが、聞き慣れていないとまったく聞き取れないという事態も発生するので、『Sherlock』『ダウントン・アビー』で慣れておくのもいいかもしれません。
ビジネスマンには『Suits』なんかも人気ですよね。ただ法律の専門用語が多いので、私はあきらめて字幕を追いがちです。笑
 
海外ドラマ

 
模試を解いてみて、200問中20問ミスくらいになれば、900点の壁が見えてきます。

875→910

Reading

私が一番苦労したのはここです。
私はもとから解くのが速くないので、900点台目標用の参考書を買って、速く解く練習をしました。
理想は、一周解き終わった段階で5分程度時間余っていて、その時間で不安だったところを解き直す。
こんな余裕があれば、間違いなく100問中10問以下にミスを抑えられるはずです。
そして、当然ですがケアレスミスをしないことです。
TOEICの問題は難易度自体は高くないので、わかる問題は確実に取りこぼさなようにしましょう。

Listening

Readingも同様ですが、900点越えを狙うには、通常の模試を解いたりするだけでは効率が悪いので、
本屋に売っている900点以上や990点満点を目標としている問題集を買って解くべきです。
おすすめは、東進ブックスの『TOEIC L&Rテスト レベル別問題集 990点制覇』です。
 
TOEICでは大学受験のような難解な文法や語彙、読み取り問題は出題されません。
時間をかけ冷静になって考えれば、英語学習者であれば誰しもが満点を取れる試験です。
ですので、分からないときに冷静になって構造を掴もうとすること、リスニングで要点だけでも聞き取ろうとすることを意識付けます。
 
また800後半を超えてからは、テスト対策をする際に200問入ったテキストを解くのは時間の無駄です。
もちろん、解くことに越したことはありませんが、忙しい社会人の場合は不要です。
試験1週間前の土日に1,2回くらい解いて、感覚をつかむ程度でいいと思います。

【邪道1】英語を使うポジションに行く

経理であれば、外資系企業の英文経理のところに転職して、勉強しながらもありです。
経理(簿記2級程度)か英語(TOEIC800点程度)どちらかできれば挑戦可能と言われています。

【邪道2】留学に行く

あなたがもしまだ学生orお金持ちなら、留学もありです。
「経営を学びたい」というのならMBAでもいいでしょうし、「プログラミングを学びたい」という人はフィリピンなどもありです。
他の学習と兼ねて勉強すると、専門分野と英語が同時に勉強できて、一石二鳥です。
 
大事なのは、より多くの英語に触れること、使うことです。
スマホの英語学習アプリでもいいし、忙しい方はスタディサプリのように1日数十分だけでも問題ないです。
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TOEICが英語力を測る試験として本当に妥当かどうかという議論もあると思いますが、

  • 社会的にいまだ強力な資格である(就活、昇進など)
  • 英語の処理能力が向上する

という点で、今後ますます英語が必要とされる社会において、無駄にはならないと思います。
今後もモチベーションや勉強方法の詳細について記事を書く予定です。
少しでも参考にしていただければ嬉しいです。

 

この記事を書いた人
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Yoshiro K

 

  • 経歴:早稲田大学卒業
  • 活動:就活アドバイザー・プログラマー
  • 自分が学んだ経験、また後悔を、次世代に伝えます。
    就活に役立つ情報や悩みを解消できる記事を書いておりますので、
    是非他の記事もご覧ください。
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