こんにちは、Yoshiroです。
今回は、「就活の面接でしっかり喋れるようになるためのコツ」というテーマでお話しします。
本記事は、
- 面接で緊張してしまってうまく喋れない
- 面接で言葉に詰まってしまう
という方向けに、その根本的な解決方法をご提案します。
これは実際に僕が就活時に困っていたことであり、
社会人になってから転職活動時に実践したら非常に効果的だったものです。
この記事を読んで実践していただくことで、面接への苦手意識が軽減され、ありのままの自分、自然な自分で質疑応答ができるようにれば幸いです。
面接で喋れるようになる方法
結論から言うと、
「喋る内容に自信を持っているかどうか」
です。
以下で理由をご説明します。
喋れなくなる理由
そもそも、なぜ面接で緊張して喋れなくなるのでしょう。
自分の人生がかかっているから?
失敗できないから?
いえ、そうではありません。
もちろん、そのような背景があるのは事実です。
ですがそれは、緊張する理由であり、喋れなくなる理由ではありません。
では喋れない理由が何かというと単純で、
「喋る内容に自信が無いから」
です。
喋れない原因は緊張ではなく、自分で胸を張って主張できないことを喋ろうとするからです。
内容への自信の無さは、目に見えません。そのため、
面接を終えてから、
「緊張したから話せなかった」
「緊張して頭が空っぽになってしまった」
と思ってしまいがちですが、それは割と危険な認識であると思います。
なぜなら、「自信のなさ」を「緊張感」というふわっとしたものにすり替えてしまい、一向に改善できないからです。
きっと次の面接でもゴリゴリの緊張感の中、固まってしまいます。
何を話せばいいのか固まってしまい、迷子になってしまうのは、緊張ではなく、自信を持って言えることが少ないからです。
内容に自信があれば言葉に迷わない
一方で、自信がある人は、喋っていて頭の中で迷子になりません。
自分の思いや考えに確信を持っているので、伝えるべきことが分かっており、
話している途中で自分が用意した言葉を見失っても、別の言葉で言い換えられます。
また、自分の主張に確かな裏付けがあるため、想定外の質問が来ても慌てずに対応できます。
内容への自信の付け方
ではどうすれば内容への自信がつくのか。
それは月並みですが、自己分析です。
と言っても、よくある
- 「自分のモチベーション曲線を描く」
- 「自己分析本の質問にただ答えていく」
- 「感情の変化がどのような時に起こるかを思い返してみる」
ではありません。
では何を考えるべきかというと、
「自分が何がしたいのか」
だけです。
正直言うと、面接ではこれ以上聞かれることはないですし、これがあれば何だって答えられるし、いつまででも話続けられます。
自分のしたいことや叶えたいことが現在無い人は、ただひたすら探し続けてください。
見えかかっている人は、どんどんそこを掘り下げていってください。
ここまで読んで、
「いやいや、私は本当にやりたいことが見つからないの」
という方も多くいると思います。
そして、とりあえずなんとなく自分の軸っぽいキーワードを選定して、それらしい主張を作り上げる人がいると思います。
大学時代の僕です。
思ってないそれっぽい主張を繋ぎ合わせ、自分なりの意見として面接官の前で発表します。
そこそこいい感じに行けば、面接官を納得させ、次の面接に進むこともできます。
ただ果たして、それでいいのでしょうか。
自分に嘘をつくこと
僕は、面接で嘘をつくべきではないと思っています。
そして新卒で就活をしていた当時の僕は、大きな過ちを犯していたと思っています。
なぜかというと、面接でつく嘘は、面接官に対してだけでなく、自分に対する嘘になるからです。
実際に僕は面接で自分に嘘をつき、後悔するキャリアを歩みました。
↓ 僕の苦悩が載ってます。お読みいただけると幸いです。
理系学生に限らず、すべての就活生に向けて書いています。
今後のキャリア、人生を考えたとき、自分に嘘をついたことがネックになってきます。
今ここで自分に正直にならなかったことを、一生涯悔やむことになるかもしれません。
「嘘をついてでもこの会社に入れればいい」という人の気持ちはよくわかりますが、会社に入ることが目的になってしまっている時点で、人生の満足感、幸せとは違う方を向いてしまっていると思います。
では、
「自分の主張がない人」
「自分のやりたいことが無い人」
がどうすればいいかというと、インプットを増やしましょう。
マイナビやリクナビがやっているセミナーに行くのでもいいんですが、
僕がおすすめするのは、読書です。
しかも、就活本ではなく、ビジネス本です。
働き方に関する本や、仕事の進め方、転職先の選び方などを読むことによって、
一度新卒で会社に入ってから数年経ってからしか見れない景色を、事前に見てみてください。
やりたいことが無い人に足りないのは、結局のところ知識や経験です。
欲が無い人などそう居なくて、気づいていないだけです。
もしくは、どのように社会に当てはめていくかを知らないだけです。
まとめ
- 面接で喋れない原因は、自分の言葉に自信が無いから
- 自分のやりたいことをどん欲に探し求めていくことが必要
自己分析もだいたい出来て、自分のやりたいこともある程度わかってきてから感じる緊張は、良い緊張です。
適度な緊張を持ち、ゆっくりでいいので自分の言葉を使い、考えを述べましょう。
(リラックスしすぎたりすると、集中力が落ちたり少し不真面目に見えるので、適度の緊張は必要です)
最後に、就活する上で僕が購入した書籍もご紹介します。
※僕は「ザ・就活本」みたいな本は好きではないのですが、以下のような書籍は今後のキャリアや人生でも使えるようなテクニックやマインドを学ぶことができるので、こっそりオススメしておきます。
『1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術(著:伊藤羊一)』
自分のやりたいことがなんとなく定まったら、次は形にしていき、言葉にして相手に伝える必要があります。
「伝える」際には、伝えようという気持ちが強くなるあまり、回りくどい言い方やかえって誤解を招くような言い方になってしまったりします。
『1分で話せ』では、自分の伝えたい本質を、シンプルに分かりやすく伝え、相手の次の行動(面接で言えば採用ですね)に繋げるテクニックや、「伝える上で話してはいけない話」なども書かれており、面接で役立つだけでなく読み物としても面白いです。
『面接官の心を操れ! 無敵の就職心理戦略(著:メンタリスト DaiGo)』
こちらはテクニカルで、就活・面接を心理学的な本質から迫った本です。かなり面白いです。
ちなみにDaiGoさんのYoutube、ニコ生は良質コンテンツの塊なので、就活とか面接とか関係なくオススメです。
お読みいただきありがとうございました!