こんにちは。
今回は現役時代にコンサルや外資金融、不動産など複数の内定を得た筆者が、
「行くべきインターン」と「行っても無駄なインターン」の違い、
またインターンの探し方をご紹介します。
また説明する上では、学生、就活生の皆さんを2タイプに分けてご説明しようと思います。
この記事は、
- 21卒でそろそろインターンでも行こうと思っているけど、実際就活で意味あるの?
- 自分のためになるインターンってどういうもの?
- 自分に合ったインターンはどうやって選べばいいの?
といった方に向けです。
下記説明をお読みいただき、自分にあったインターンや、参加すべきインターンを探すのにお役立てください。
この記事が、皆さんの就職活動に少しでも参考になれば幸いです。
いつからインターンは始まるの?時期は?
そもそもですが、インターンは基本的に一年中やっています。
以前までは早いところで就活前年の夏などにコンサル・外銀などが始まり、
そこから秋、冬と他の日系企業やベンチャーが続くイメージでした。
しかし近年では、ベンチャー企業や新規事業の増加に伴い、年中募集しているのが現状です。
もちろん、特定の企業に関して言えば開催している時期は限定されますが、企業名にこだわらなければ、参加したい時期に参加可能というのが実際のところであり、
就活を進める上ではかなりいい時代なのではないかなと思います。
では、以下でその選び方、探し方をご紹介していきます。
正しいインターンの選び方
始めにお伝えした通り、以下では就活生、学生さんを2つのタイプに分けてご説明します。
あなたはどっち?タイプ別のインターンの選び方
インターンを選ぶ上で重要なポイントは、以下のどちらのタイプであるかで異なります。
- 行きたい企業・業界が明確に定まっている人
- 行きたい企業・業界が定まってない人
世の中には色々なインターンがありますが、目的に即したものを選ばないと時間の無駄になってしまします。
①行きたい企業・業界が定まっている人
志望する企業のインターンに応募する
この場合は、自分の志望する企業・業界のインターンにどんどん応募するのが一番です。
以下で理由を説明します。
インターン参加の目的
志望がある程度固まっている人がインターンに参加する目的を考えてみましょう。
一つは、
またもう一つは、
です。
1に関しては、正直企業側でどれくらいチェックしているかわかりませんが、企業の採用担当者と顔見知りになることは可能だと思います。志望度の高さのアピールになる上、自分の企業知識やモチベーションの向上にも繋がります。
2つめですが、正直に言うと、就職先でどんな働き方ができるかというのは、実際に就職するまではわかりません。
というのも、これまで学生だった人が突然フルタイムで働き始めるわけですから、どんなに頑張っても社会人になった時のギャップは多かれ少なかれ生じてしまいます。
そのショックが大きいと、「違う会社にすればよかった」「違う業界にすればよかった」という後悔に繋がってしまいますよね。
ですが、インターンによってその会社や業界について、事前に知識があれば、そのようなギャップというのを多少埋めることが可能です。
また、就活前に早めにインターンに参加することで、そのようなミスマッチをあらかじめ避けることも可能です。
現在志望する企業・業界がある程度固まっていたり、興味のある分野がある方は、それに関連するインターンに参加してみることを強くお勧めします。
- 結論:志望する企業があるなら、その企業(あるいは関連する企業)のインターンに応募すべし。
逆に、上記のような方は適当なインターンには参加して時間を無駄にすることのないようにしてください。私もオファーサイトから「有給インターン来ませんか?」というメッセージを貰うと少し嬉しくなり飛びつきそうになりましたが、自分に必要かどうか一度冷静に考える必要がありますね。
行きたい企業・業界が定まっていない人
この場合、知名度に釣られて適当な大手のインターンに行くと、かえって時間の無駄になってしまいます。
【注意】大手インターンに行くと、無駄に感化されます
人は情報に流されやすい生き物で、色々と敏感になっている就活生ならなおさらです。
「みんな行ってるし行かなきゃな」という感じだけで適当な大手のインターンに参加すると、初めての企業知識を”適当な”企業から得ることになってしまいます。
たまたま自分の価値観と合致する新しい見方や考え方を学べればいいのですが、
「働いている大人から得られること」=「すべて金」ではありません。
友人にとっては金でも、あなたにとっては石ころ程度の価値しかないかもしれません。
年長者、先輩の言うことが必ずしも自分の価値観に当てはまらないというのは、インターンを考えるとき以外でも意識した方がいいと思います。
自分に自信が無いとつい色々な人の意見に「感心」し「感化」され、いつの間にか自分の考えかのように思って疑わなくなり、あとで後悔したりします。
もっと違う価値観があったのか、とあとから思う。つまり感化された時点で、視野が狭くなっていたということです。
ですので、今就活の軸が定まっていない、志望する特定の分野が無い方は、上記のことを念頭に置いてベンチャーなどの長期インターンに参加してみてください。
では偏った考えにならないようにするにはどうすればいいかというのを、次で説明します。
少なくとも3つ以上の業界のインターンに行く
もし志望が定まっていないのなら、色々なインターンに行くのが吉です。
それも手あたり次第参加するのではなく、異なる複数の業界に目を向け、まずはどんな業界があるのかを知るべきです。それも、少なくとも3つ以上がいいでしょう。
いうのも、同じ業界内では比較的文化や雰囲気が似ているため、同じ業界内でインターンに行ってもあまり比較できない、客観視できないためです。
なんとなく惹かれる分野、領域というのが、いくつかあるはずです。
自分の候補を俯瞰してみるために、ある程度数をこなす必要があります。
また、志望が定まっていない方は、以下のような目的を持って参加すると、より意義のある時間を過ごせるはずです。
インターン参加の目的
- 就活前に働く感覚を養っておいて、就活での企業選びに生かしたい、自己分析に生かしたい
- ESや面接でのアピールネタが無いので、インターンで学びを得たい
応募するインターンの決め方
志望が固まっている方もそうでない方も、応募すべきインターンの特徴は同じです。
それは、「ある程度長期である方がいい」ということです。
個人的には3週間~2か月程度のベンチャーなど新規事業が一番いいと思います。
それ以上だと長すぎて他を見れないですし、それ以下だと大したことができないためです。
今の時期でもあると思いますが、特に就活本番の2,3月に出てくる「1dayインターン」みたいな超短期のものは、正直に言うと時間の無駄だと思います。
行ってはいけない大手の「1day」「半日」インターン
本当にその会社のやっていることをさらっと知るだけでいいなら、貴重な数時間を使う必要はないですし、その会社や業界の仕事をより現場に近い環境で学ぶのは1日では不可能です。
「1day」は大手企業でよくあり、その企業の職種のごく一部をやってみようみたいなものです。
しかし、大企業にこそ起こることなんですが、就職してからその仕事ができることは、ほぼほぼありません。(これは、私が社会人になってから気づきました・・・)
保険会社の商品開発 → 商品開発が出来るのは社内のごくわずかで+数理出身のアクチュアリーだけ
インターンの探し方
インターン求人サイトから探す
キャリアバイト
またインターンの良いところは、給料が出るものがあるということですね。
自信の就活のためにもなり、就活の資金も稼げるので、この時期だけ普段のバイトを減らしてインターンにシフトするのもありですね。
ささっと紹介してしまいましたが、キャリアバイトの詳細はこちらをご覧ください。
→キャリアバイトの詳細・登録はこちら
就活サイトから探す
オファーサイトなどに登録していると、インターンのお誘いが来ることがあります。
また、digmeeでは、選考スキップなどに加えてインターンのサポートもしてもらえます。
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記事でも説明しておりますが、就職エージェントの利用は、プロのフィードバックや優良求人の紹介をしてもらえるだけでなく、就活にかかる時間が短縮できたり、精神的にゆとりを持てるようになるので、普段の自分で進める就活と並行して利用することをおすすめします。
どんなインターンがいいかなど、プロの意見を貰うこともできますね。
まとめ
インターンの選び方、探し方をお伝えしました。
インターン参加は、場合によっては面接による選考があったり早い者勝ちだったりしますし、自分のスケジュールにあったものに参加できなかったりすることが往々にしてあります。
一つも参加せずに本番を迎えると、企業で働く感覚が全くないまま闘いに挑むことになります。
夏休み期間や時間のあるうちに、インターンの求人を探してみて、予定を立てておくことをお勧めします!
また、就活全般で自信の無い方、自己アピールが思いつかない方などは特に、ベンチャーの長期インターンに参加することをオススメします。
こちらの記事で解説しているので、読んでみてもらえたら幸いです。