【月収30万円】阪急電鉄の広告問題について【考察】

 
こんにちは。
 
 
今、こちらの阪急電鉄の広告が話題ですね。
 
 
阪急電鉄広告
 
 
Twitterでは#手取り30万というハッシュタグがトレンドにランクインしています。
 
 
僕は最初この広告を見て、「手取りの話なのか?額面だろう?」
 
 
と違和感を覚えましたが、おそらく高度経済成長期やバブルを経験されている、研究機関で働かれていた元エリートの方の発言と考えると、
 
 
手取りだと考えてもおかしくはなさそうです。
 
 
手取りである場合、この方の言う「30万もらえる生活」というのは、
 
 
手取りが額面の7割ボーナスが2か月分×年2回であるとしても
 

  • 月給(額面):42万円
  • ボーナス:168万円
  • 年収:  672万円

 
ということになります。
 
 
現在の日本人の平均年収が432万円であることを考えると、かなりの高所得者ですよね。
 
 
これに対して世間の声は、
 
 
 「バブル期の価値観でものを言うな」
 
 
 「今の世代の暮らしを見てから言え!」
 
 
 「寝言は寝て言え!」
 
 
様々なバッシングが上がっているようです。
 
 
今回は様々な角度からこの発言や世間の反応について考察し、
 
 
最後に僕の意見をお伝えしようと思います。
 
 
その前に、Twitterの意見で目に付いたものを、以下の通りご紹介します。
 

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Twitterの声

探している人のイメージ
 

①部署格差の話に聞こえる

 
この広告はおそらく他社の仕事同士を比較しているものだと思われますが、
 
 
「社内で、残業だらけの営業部署で月50万と、内勤で残業はほぼなしボーナスも低めで月30万だったらどっちがいいか」
 
 
という2択に読み替えてしまう人もいるようです。
 
 

②田舎じゃ手取り30万なんてよほどの役職につかない限り貰えない

 
都市部と地方の格差問題も議論に上がりますね。
 
 
昔がどうだったか定かではありませんが、阪急電鉄という大都市の大企業が出す広告ですから、
 
 
都市部目線であるかもしれませんね。
 
 

③阪急電鉄の生きがい重視の社風アピールであること

 
この広告を出すことにより、就活生や社会全体に対して、
 
 
「我々の会社は生き甲斐を与える場を提供します」
 
 
「大事なのはお金よりも生き甲斐です!」
 
 
ということ伝えたかったのかもしれない、ということですね。
 
 
ただそれにしては、少し他にも良い言い方があったのかもしれません。
 
 

④当時の手取りはもっとたくさんあった

 
これは30万が額面で、という仮定の意見ですね。
 
 
国民健康保険の負担率などの違いで、当時は今よりも手取りが多かった(今であれば30万貰っても手元には21万程度しか残らない)ということですね。
 
 

⑤結局、炎上したら広告の勝ち

 
結局は阪急電鉄が委託している広告屋の考えた戦略にはまり、見事話題になっている、ということですね。
 
 
たしかにそういう目的かもしれません。80代の研究機関職員も本当は実在しないかもしれませんね笑
 
 

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貯金に関するイメージ

色々と意見はありますが・・・

これ以外にもいろいろな意見がありますが、
 
 
僕個人の意見としては、このご老人の意見(実在すれば笑)の言わんとしていることも分からなくはなくて、
 
 
要は「生きる目的を見失ってないか」と問いかけたかっただけなんじゃないでしょうか。
 
 
仕事は、社会に出てから生活をする上での「手段」でしかありません。
 
 
しかし、ほとんどの仕事は週5以上1日7時間以上なわけで、仕事と人生の切り分けは非常に難しいです。
 
 
そんな中で、「ノルマがきつい」「人間関係がきつい」と絶望しながら生きていく人や、中にはそれで自ら命を絶つ人がたくさんいる現状に対して、
 
 
「どうにか希望を持ってほしい」
 
 
と思って出た言葉ではないかと、性善説的に解釈しています。
 
 
私の祖父なんかもそうでしたが、
 
 
高度経済成長期にバリバリ働いていた方たちは、おそらく30万の選択をするのは少数派だったのではと推測しています。あくまで推測ですよ。
 
 
というのも、戦後の復興から数十年経過し、共働きなどほぼ無かった時代、どの仕事も激務であり、
 
 
お父さんたちは家族を養うことで精一杯だった(祖父談)
からです。
 
 
ですが、21世紀の価値観は、「やりたいことをやる」ことが以前より重視されてきていると思います。
 
 
というより、働く本人たちが仕事を選ぶ際に、やりたいことを重視できる環境、文化になってきています。
 
 
この方が30万の選択をしてきた可能性ももちろんあります。貨幣価値の違い等はあれど、それはそれで説得力があります。
 
 
ただもし、「この方が50万の選択を強いられてきた人生を送ってきたなら」と考えると、
 
 
「昔とは違う今の価値観が羨ましくもあり、自分の人生を優先させる働き方に賛成している」
 
 
風にも聞こえてきます。
 
 
あくまでそうも考えられるという僕の1つの愚案ですが、
 
 
この方や阪急電鉄に文句をぶつけてもしょうがないので、
 
 
環境に頼らずどうにか自力でQOLを上げていきたいですね。
 
 
最後までお読みいただきありがとうございました。
 
 

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この記事を書いた人
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Yoshiro K

 

  • 経歴:早稲田大学卒業
  • 活動:就活アドバイザー・プログラマー
  • 自分が学んだ経験、また後悔を、次世代に伝えます。
    就活に役立つ情報や悩みを解消できる記事を書いておりますので、
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